天ぷらわかやま完全ガイド|立川本店・吉祥寺店のメニュー・3種ブレンド油のこだわりを徹底解説

天ぷらわかやま完全ガイド|立川本店・吉祥寺店のメニュー・3種ブレンド油のこだわりを徹底解説 天ぷらの揚げ方

最終更新: 2026-07-13

太白ごま油・綿実油・太香油。天ぷらわかやまは、この3種の油を店独自の配合でブレンドするという、都心の高級店顔負けのこだわりを持つ天ぷら専門店です。それでいてランチは1,680円から。「立川や吉祥寺で本格的なカウンター天ぷらを食べたいが、銀座まで行くほどの予算はない」「わかやまの立川本店と吉祥寺店は何が違うのか」「ランチとディナーのコース内容を知りたい」という方に向けて、この記事では天ぷらわかやまの全コースと料金、店主のこだわり、両店舗の違い、予約と訪問のコツまでを職人メディアの視点で解説します。まず両店の基本情報を押さえ、次に油と食材のこだわりを技術的に読み解き、最後にコース選びの指針とFAQをお届けします。

天ぷらわかやまとは|多摩エリアで本格江戸前を貫く専門店

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天ぷらわかやまは、東京都立川市に本店、武蔵野市吉祥寺に支店を構える天ぷら専門店です。店主は天ぷら一筋28年の職人(公式サイトより、2026年7月時点)。豊洲市場から仕入れる魚介と、自社青果部・自家農園・地元農家から調達する野菜を、目の前のカウンターで一品ずつ揚げて出す、正統派の江戸前スタイルを多摩エリアで実践しています。

東京の本格カウンター天ぷらは銀座・日本橋など都心に集中しており、多摩地区で「職人が目の前で揚げる専門店」は貴重な存在です。立川駅から徒歩3分、吉祥寺駅から徒歩5分という立地は、都心の名店に匹敵する内容を地元で味わえるという点で、中央線沿線の住民にとって大きな価値があります。

特筆すべきは価格設定です。ランチコースは1,680円から。カウンターで揚げたてを出す専門店としては破格の入口価格で、天ぷら専門店の敷居の高さを感じている人の「初めての一軒」としても適しています。

参考までに、Google Maps調べ(2026年7月時点)では東京都内の主要天ぷら店26件の平均口コミ評価は4.4、平均口コミ数は530件でした。都内の天ぷら専門店の層の厚さを示す数字ですが、その大半は都心部に集中しています。立川・吉祥寺という生活圏の駅前で、豊洲仕入れ・カウンター揚げたての専門店が営業を続けていること自体が、中央線沿線の食文化の豊かさを物語っています。

立川本店と吉祥寺店の基本情報・違い

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まず両店舗の基本情報を比較します。

項目 立川本店 吉祥寺店
住所 東京都立川市曙町2-22-23 木村ビル3F・4F 東京都武蔵野市吉祥寺本町2-13-6 CROCE KICHIJOJI 2F
アクセス JR立川駅北口から徒歩3分 JR・京王井の頭線 吉祥寺駅から徒歩5分
席数 カウンター8席、お座敷4〜8名 カウンター9席、お座敷4〜9名、別館(最大14名)
ランチ営業 12:00〜14:30頃(詳細は公式サイトで要確認) 12:00〜14:30(LO14:00)
ディナー営業 17:00頃〜(詳細は公式サイトで要確認) 17:00〜22:00(LO21:00)
定休日 公式サイトで要確認 月曜(火曜休みの場合あり、要確認)
個室・宴会 お座敷で少人数の会食に対応 別館で最大14名の宴会に対応

出典: 天ぷらわかやま公式サイト・EPARK・食べログ掲載情報(2026年7月時点)。営業時間・定休日は変動があるため、訪問前に公式サイト(s-wakayama.com)で最新情報を確認してください。

両店の構成はほぼ共通で、コース内容・価格も同一です。違いは規模と用途で、吉祥寺店は別館を含めると最大14名までの宴会に対応できるため、接待や法事、歓送迎会など人数のある会食なら吉祥寺店が使いやすいでしょう。一方、立川本店はカウンター8席とお座敷のみの、より密度の高い空間です。店主の揚げを間近で見たいなら本店のカウンターが特等席です。

コースと料金|ランチ1,680円から夜の10,500円まで

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天ぷらわかやまのコースは、ランチ3種・ディナー3種のシンプルな構成です(両店共通)。

区分 価格(2026年7月時点) 内容の目安
ランチ 1,680円 魚介1品と野菜4品の天ぷら盛り合わせ、海老のかき揚げで食事(天丼・天茶・天ばらから選択)
ランチ 2,960円 品数と食材のグレードが上がる中位コース
ランチ 3,820円 ランチ最上位。旬の魚介を充実させたコース
ディナー 6,800円 前菜三種、才巻き海老、魚介、野菜、かき揚げの食事、香物、自家製デザート、コーヒー
ディナー 8,400円 品数・食材が充実する中位コース
ディナー 10,500円 最上位。旬の高級食材を織り込んだおまかせ構成

出典: 天ぷらわかやま公式サイト メニューページ(2026年7月時点)。仕入れ状況により内容は変わります。

注目したいのは、1,680円の入口ランチでも「揚げたてを一品ずつ」という専門店の作法が崩れないことと、食事の締めを天丼・天茶(天ぷら茶漬け)・天ばら(ばらちらし風)から選べることです。締めの選択肢を複数用意するのは、かき揚げの使い方に自信のある店の特徴です。かき揚げは衣の量と揚げの温度管理が最も難しい種の一つで、丼のタレに負けない揚げ上がりと、茶漬けの出汁でほどける軽さを両立させる必要があるからです。かき揚げの技術的な難しさはかき揚げの作り方のコツを解説した記事で詳しく解説しています。

ディナーの看板は熊本県天草の才巻き海老です。才巻き海老は車海老の若い個体を指す市場用語で、身の甘みと衣の中で立つ香りのバランスから、江戸前天ぷらの華とされてきました。産地を天草と明示して仕入れている点にも、豊洲市場との信頼関係と目利きへの自信がうかがえます。海老の天ぷらの技術については海老天の衣をサクサクに揚げる記事も参考になります。

都心の高級店なら同等の構成で2〜3万円になることを考えると、最上位でも10,500円という価格は、内容に対してかなり抑えられています。天ぷらコースの相場観は天ぷらコースの予算を解説した記事と比べてみてください。

職人視点で読み解く「3種ブレンド油」のこだわり

天ぷらわかやまの技術的な核心は油にあります。公式サイトによると、同店は極上の太白ごま油・綿実油・太香油の3種を独自の配合でブレンドしています。これがどれほど本格的なこだわりか、それぞれの油の性格から読み解いてみましょう。

油の種類 性格 天ぷらへの効果
太白ごま油 ごまを煎らずに生のまま搾った無色の油 香りにクセがなく、素材の風味を最大限に引き出す
綿実油 綿の種子から採る油。天ぷらの高級油の代表格 軽くて上品な揚げ上がり。胃もたれしにくい
太香油 ごまを煎ってから搾った琥珀色の油 香ばしいごまの香りとコクを衣にまとわせる

つまりこのブレンドは、「素材の風味を活かす軽さ」(太白・綿実)と「江戸前らしい香ばしさ」(太香)のバランスを、配合比率で設計しているということです。東京の名店では店ごとに油の配合が個性そのものであり、ごま油の配合比率は職人の思想の表明でもあります。胃もたれが少ないと同店が謳うのは、軽い油を基調にしつつ、香りの油を効かせるという設計の帰結です。天ぷら油の種類と選び方の基本は天ぷらにおすすめの油を解説した記事にまとめています。

味付けにも一貫性があります。天つゆに加えて土佐の天日塩を用意しており、軽い油で揚がった旬野菜は塩で、コクのある魚介は天つゆで、という食べ分けができます。編集部の経験では、3種ブレンドのような設計された油の店では、まず最初の一品を何もつけずに一口食べてみるのがおすすめです。衣そのものの香りに、店の油の設計思想が最もはっきり表れるからです。

予約と訪問のコツ

天ぷらわかやまを訪れる際のポイントをまとめます。

  • 予約は公式サイト(s-wakayama.com)の各店予約ページ、電話、EPARKや一休.comなどのグルメサイトから可能
  • カウンター席は立川8席・吉祥寺9席と少ないため、週末や金曜夜は事前予約が安全
  • ランチはLO14:00(吉祥寺店)と余裕があるが、揚げたてをゆっくり楽しむなら開店直後の12時台前半が狙い目
  • 接待・宴会利用なら吉祥寺店の別館(最大14名)を早めに相談
  • 営業時間・定休日は変動があるため、訪問前に公式サイトで最新情報を確認する

カウンターに座ったら、揚げる順番にも注目してみてください。淡白な白身や野菜から始まり、香りの強い種や穴子へと進む流れは、油の状態変化まで計算した職人の組み立てです。目の前でその設計を体感できるのが、カウンター天ぷらの醍醐味です。座敷やテーブルで同じコースを食べるのと比べて、揚がってから口に入るまでの時間が数十秒単位で短くなるため、衣の軽さの印象が明確に変わります。初訪問でカウンターが取れたら、それだけで半分成功と言っていいでしょう。カウンター天ぷらの楽しみ方はカウンター天ぷらの名店を解説した記事で詳しく紹介しています。

なお、同じ中央線沿線では新宿に大正13年創業の老舗「つな八」の総本店があります。老舗チェーンと地域の独立系専門店を食べ比べると、それぞれの良さがより立体的に見えてきます。つな八については天ぷら新宿つな八の完全ガイドをどうぞ。

よくある質問(FAQ)

Q1. 立川本店と吉祥寺店、どちらがおすすめですか?

コース内容と価格は共通なので、アクセスの良い方で問題ありません。あえて選ぶなら、店主の揚げを間近で見たい方はカウンター8席の立川本店、宴会や会食で使うなら別館で最大14名まで対応できる吉祥寺店が向いています。

Q2. ランチの予算はどのくらいですか?

ランチコースは1,680円・2,960円・3,820円の3種類です(2026年7月時点)。1,680円のコースでも魚介と野菜の揚げたて天ぷらに、天丼・天茶・天ばらから選べる食事が付きます。カウンターの天ぷら専門店の入口としては都内でも有数の手頃さです。

Q3. 夜のコースはどんな内容ですか?

6,800円・8,400円・10,500円の3コースで、前菜三種から始まり、熊本県天草の才巻き海老、旬の魚介と野菜、海老のかき揚げによる食事(御飯・小天丼または天茶)、香物、自家製デザート、コーヒーまで含む構成です(2026年7月時点)。

Q4. 予約は必要ですか?

カウンターが立川8席・吉祥寺9席と少ないため、確実に座りたいなら予約をおすすめします。特に金曜夜・週末は埋まりやすく、宴会利用なら吉祥寺店の別館を含めて早めの相談が確実です。公式サイトやグルメサイトからオンライン予約できます。

Q5. 油や食材にはどんなこだわりがありますか?

油は太白ごま油・綿実油・太香油の3種を独自ブレンドし、素材の風味と江戸前らしい香ばしさを両立させています。魚介は豊洲市場から、海老は熊本県天草の才巻き海老をメインに仕入れ、野菜は自社青果部・自家農園・地元農家から調達。味付けには土佐の天日塩を用意しています(公式サイトより、2026年7月時点)。

Q6. 個室や宴会利用はできますか?

立川本店はお座敷で4〜8名、吉祥寺店はお座敷4〜9名に加えて別館で最大14名まで対応しています。接待・法事・歓送迎会などの用途は、人数と日程を早めに店へ相談してください。

関連記事: 天ぷら銀座おのでら完全ガイド|並木通り店と東銀座店の違い・コース・予約を徹底解説

まとめ|銀座級のこだわりを地元価格で

天ぷらわかやまは、3種ブレンド油・豊洲仕入れ・天草の才巻き海老という都心の名店級のこだわりを、ランチ1,680円からという価格で提供する立川・吉祥寺の天ぷら専門店です。要点を振り返ります。

  • 立川本店(立川駅徒歩3分)と吉祥寺店(吉祥寺駅徒歩5分)の2店舗、コースは共通
  • ランチ1,680円〜3,820円、ディナー6,800円〜10,500円(2026年7月時点)
  • 太白ごま油・綿実油・太香油の独自ブレンドが技術的な核心
  • 少人数はカウンター、宴会は吉祥寺店別館(最大14名)と使い分け可能

まずは平日ランチの1,680円コースで、揚げたてのカウンター天ぷらを体験してみてください。訪問前に天ぷらランチの楽しみ方を解説した記事を読んでおくと、コース選びの解像度が上がります。

参考情報

  • [天ぷらわかやま(公式サイト)](https://s-wakayama.com/) — こだわり・店舗情報(2026年7月時点)
  • [メニュー > ランチ(立川本店) – 天ぷらわかやま](https://s-wakayama.com/menu/c543970) — ランチコース料金(2026年7月時点)
  • [メニュー > ディナー(吉祥寺店) – 天ぷらわかやま](https://s-wakayama.com/menu/c546256) — ディナーコース内容(2026年7月時点)
  • [天ぷら わかやま 立川本店(一休.comレストラン)](https://restaurant.ikyu.com/111110) — 店舗情報(2026年7月時点)
  • [吉祥寺 天ぷらわかやま(EPARK)](https://epark.jp/shopinfo/hit623873/) — 吉祥寺店の営業時間・アクセス(2026年7月時点)



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